多摩美の連続講義で久しぶりに『大学』を感じた
2021年も終わりですね。今年はマジで厄年でした。やることなす事上手くいかず。あーー!厄年!と最後の方ずっと言ってました。
そんな自分の事を考えることが多くて視野が狭くなってた矢先。多摩美術大学の連続講義が始まって、ちょこちょこ見てたのですが、これ是非見てほしい。本当に良いので。
講義は全て、youtubeにアーカイブされてます。12月から上がりまくってて最終50講義ぐらいになるようです。
東京ミッドタウン・デザインハブ第94回企画展「Tama Design University」 by 多摩美術大学 TUB
自分が最後まで見て面白かったモノをいくつか挙げます。
「なぜ私たちは画面の中に質感を感じるか?」講師:中村勇吾 - YouTube
「完成を目指さないデザインとは何か?」講師:岡崎智弘 - YouTube
「感度・解像度を高めた情報の読み取り/表現とは何か?」講師:濱田芳治 - YouTube
普通に、1時間占有してくるし、多摩美所属じゃない人もいるので、刺さらない講義もあるのですが。面白いものもあります。まだまだ見てないものばかりなので僕も探し当てれてないですが。
上にあげた講義どれも、『大学だーーー。懐かしい。』と思う部分があって。自分を持ち上げてくれる内容でした。
紹介した一つ目と二つ目関しては、やってることのスケール感や、役に立たないものを実験をして何かを見出していく感じとかに大学を感じて。もっとでかい構えで捉えないと、面白く転がってかないよなーと思わせてくれる講義で。
偶然にもどちらもNHKの『デザインあ』を担当している人で、この人らがやってたら、あんな哲学を感じる形になるわな。。と思いました。
3つ目の感度・解像度を高めた情報の読み取り/表現とは何か?は、物の見方を変えるには今の身体ではダメだ。では、どうしたら今の身体を壊して新しい身体を手にできるか?を多摩美生に講義で試していて。それを紹介してくれるという内容です。
これが超好きで。そうだ大学って気軽にこんな人体実験みたいな事される場所だったーーーうわーー!ってなります。
そもそも何かを学ぶは自分を壊す事なので当たり前なんですが今振り返れば、自分の大学生活も心の揺り幅が大きい時間だったなー。と思います。
是非年末年始見て、50講義の中で面白いやつあったら教えてください。一覧を見るだけでもテンション上がりますよ。
でわ。