人生の山中にて

なんかあったら、書く

香川県の青島ビール

クロノスタシスの季節になってきましたね。

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8月ごろに香川に行きました。

今回は、フェリーではなく。バスでしたが。丸亀町がとても良かったです。

 

 

ただ、今回は街の話ではありません。とても個人的な話です。今、思ってることを残しとこうと思います。

 

 

 

僕は遠距離恋愛をしています。

 

 

今は別居婚という状態なのだろうと思います。離れて暮らすのはしんどいところも楽なところもあるんだと思います。

ただ、今は一緒に暮らしたいなーと思っています。このエントリーは、そんな超個人的な一緒に暮らしたい話になります。

 

 

遠距離の良いところの一つに、どうせ会うにはどちらかが動かないといけないのだから、旅行行くか。となる事があります。遠距離になってからたくさん家以外のデートに行けました。

 

今回も香川に行ったわけです。

一泊二日で、後から思えば滞在時間実質1日というなんとも短い旅行でした。

 

来年の結婚式のための打ち合わせが主な目的だったので、式場のエージェントの打ち合わせ予定までぶらぶら歩いて、かき氷を食べました。

 

時間になって、エージェントに着くと誰かに似ている優しい男の人に色々提案いただきました。超いいとこでした。いまだに誰に似てるか悩んでいます。

 

打ち合わせが終わった後。

優しいお兄さんがこう言いました。

「今日は花火があるから、夜に海に見に行けばいいよ。」

 

 

ラッキーでした。

 

 

そもそも花火のイベントがあるのも知らなかったし。海と花火って最高だ。と思っていました。

 

 

そんなこんなで、飯を食って夜になり、花火がある海に、手を繋いで歩き始めました。(香川の骨つき鳥はうまかった。)

 

 

 ただ、当然ながら道がわかりません。こうゆう時にとっとと道を聞いてしまうのが私の奥さんで。近くの祭り用の出店をしている中華屋さんに、道を聞きに行きました。

 

中華屋の出店には、青島ビールの瓶ビールが売っていて、お礼も兼ねて、(別に兼ねなくても飲んでただろうけど)青島ビールを二つ買って、歩き出しました。

 

手を繋いでビールを飲みつつ、近況報告やら結婚式友達呼びたくなってきたやら話しながら会場にとぼとぼ歩いていて。

 

 

ふと。

 

確か、僕が。

 

「これがしたいだけなんやけどな」

 

と、本当に自然と。

口から出たわけです。(口からついて出るってこれかと思った。)

そうだそうだ!と2人で言い合った後。

決して難しくないはずだと。努力で手に入る範囲のはずだという話をしました。

 

色々な事情があります。未来のバリエーションを考えるとしんどくなることもあります。

 

 

ただ、〝青島ビールを片手に手を繋いで歩く夜〟を沢山作るのはそこまで難しくないはずです。いや、難しいけど手が届くはずです。

 

その時も本気で思ったし、素面の今も、これを実現できないとしたら、私の、私たちの力不足だ。と思っています。

 

 

なんとなくの「一緒に暮らしたいなー。」という漠然とした希望がはっきりとした情景として、作られた瞬間でした。(無二の体験だったし、青島ビールというのがまたいい。)

 

 

 

 

あの情景を見れるように。沢山の場所で。別に青島ビールじゃなくても日本酒でも、350mlの缶ビールでもいいのだけれど。

 

そんな気持ちであります。

 

頑張ってきましょう。惚気たぞ。後から見たら恥ずかしいやつだぞ。